メレンゲの話。。。
こんにちは!ばっしーです!
突然ですがみなさんはお菓子を作ったりしますか?バレンタインに手作りチョコを作ったり、クリスマスや誕生日にケーキを作ったりした経験があるかもしれませんね(*^^*)
様々なイベントごとにお菓子作りのスキルがいかされるので、男性でもお菓子作りが出来るようになればモテモテになるかもしれませんね(笑)(もちろん女性でも!)
お菓子作りのレシピを見るとよく登場するのが「メレンゲ」です!
卵白を泡立てたものがメレンゲです。これだけ聞けば簡単なように聞こえますが、奥の深いものなのです^^;
そこで今回は、お菓子作りをはじめよう!と思っているあなたのために、お菓子作りで大切なメレンゲについてご紹介します!
〜メレンゲの色々〜
1. そもそもメレンゲって?
メレンゲ、メレンゲってさっきから言ってますが、そもそもメレンゲって何なんでしょうか?メレンゲとは、卵白がもつ「起泡性」と「空気変性」 を応用したもので、主になめらかな食感を出すのに使ったり、スポンジケーキを膨らませたりするのに使われます。そのままオーブンで焼いて焼き菓子にすることもできます!
ではなぜ卵白が使われるのでしょうか?それは先程も紹介した卵白が「起泡性」と「空気変性」という特徴を持っているからです。
純粋な水は混ぜても泡立ちませんよね?それは、液体に表面張力が働いてるからです。この表面張力を弱めると液体は泡立ちます。卵白は約90%が水分で残りはほとんどがタンパク質です。このタンパク質が液体の表面張力を弱める特性があるため、卵白を泡立てると大量の空気を取り込んで気泡構造を作ります。これが「起泡性」です。
石鹸水を泡立てると、よく泡立ちますがすぐに泡は消えてしまいますよね?ですが、卵白は泡立てると持ち上げられるくらいしっかりと泡がたちます。それは、卵白に含まれるタンパク質が空気に触れることで「空気変性」を起こしつながり、膜状の構造を作る性質があるからです。
このような特性があるため卵白を泡立てることできめ細やかでなめらかなメレンゲを作ることが出来るのです!!
2. メレンゲの種類
メレンゲには主にフレンチ・メレンゲ、イタリアン・メレンゲ、スイス・メレンゲの3種類があります。特徴は以下の通りです。
・フレンチ・メレンゲ
メレンゲというとこのフレンチ・メレンゲがオーソドックスだと思います。
卵白に少量ずつ砂糖を加え泡立てるやり方です。スポンジ生地などに混ぜて使うことが多いです。軽くふわふわした感じに仕上がります。放置すると離水しやすいので注意が必要です!
・イタリアン・メレンゲ
軽く泡立てた卵白に、118〜120℃に煮詰めたシロップを少しずつ加え粗熱が取れるまでしっかりと泡立てたものです。とてもきめが細やかく安定したメレンゲになります。シロップを使うのは卵白の殺菌のためです。そのためクリームやムースなどあまり加熱をしないものに使うことが多いです。
・スイス・メレンゲ
卵白に砂糖を加え、湯煎で50℃程度に加熱して泡立てたものです。イタリアン・メレンゲ同様きめ細やかく安定したメレンゲに仕上がります。ケーキの仕上げに使ったりします。
3. メレンゲを使ったお菓子
・マシュマロ
意外と作り方を知らないマシュマロですが、イタリアン・メレンゲにゼラチンを加えたものがマシュマロです(*^^*)
バーベキューなどで焼きマシュマロにして食べても美味しいですよね(笑)
・マカロン
ちょっとオシャレなお菓子のイメージがあるマカロンですがこれもメレンゲ使ったお菓子です。固めのメレンゲに砂糖、アーモンドプードル等を混ぜて焼き、クリームやガナッシュを挟んだお菓子です(^o^)
作るのはやや難しいですが作れるようになればモテるかも!?
・シフォンケーキ
みなさんおなじみのシフォンケーキもメレンゲを使ったお菓子です(^o^)
柔らかめのメレンゲを使ったシフォンケーキは簡単に出来るので、お菓子作り初心者の方にもオススメです。
是非、誕生日などに作ってみてください!
4.まとめ
いかがだったでしょうか?多少難しい話になりましたが理論がわかれば料理もお菓子作りも一段とうまくなります!ただ、理論がわかっても行動に移さなければ上達はしませんが(笑)
ですので是非、これを機にお菓子作りはじめてはいかがでしょうか?(*^^*)
今回ご紹介したメレンゲはお菓子作りはもちろん、オムレツなどの料理にも使えるので覚えておいて損はないと思います!
みなさんの料理、お菓子作りの手助けに少しでもなれれば幸いです(*^_^*)
最後まで見ていただきありがとうございます!ではまた〜(^_^)/~